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手術後の後遺症





大腸がんの手術に限らず、手術には後遺症はつきものだと思ってください。医師はなるべく切開する傷を小さくすることに努めますが、それでも何らかの後遺症は残ってしまう可能性はあります。


手術の範囲を小さくしても腹部を切開するとそこから感染し、皮膚の下にある筋肉の膜が付着しないことがあります。腹壁瘢痕ヘルニアと呼ばれるものですが、腹腔内の臓器の一部が皮膚の下に出っ張ってくるのです。これは特に大腸がんの手術に多くみられます。


さらに大腸がんの手術は腸の切除後に断面をつなぎ合わせますが、そのときは腸管を開いたまま手術を行うので便が手術創について化膿したり、皮膚の下に膿が溜まったりすることもあるようです。それらのことが起こると縫合部分が徐々に開いていきヘルニアを起こす可能性も出てくるのです。


今まで紹介したのはあくまで開腹手術後の後遺症ですが、早期の大腸がんの手術後にも後遺症はあります。大腸がんの手術後の1週間〜1ヶ月のあいだに腸閉塞が起こるケースが多いのです。腸閉塞が起こる原因ははっきりと分かっていませんが、もし手術を受けた人がいれば定期的に検診するようにしてください。